つくし野駅前クリニックのブログです。
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世界糖尿病デー!!
毎年11月14日は、世界糖尿病デー!!
日本人の4人に1人は糖尿病、もしくはその予備群といわれています。もはや国民病ですよね。
糖尿病とは、血糖値をコントロールするインスリンが作られない、うまく機能しない事によって血液中のブドウ糖濃度が高いままになってしまう病気です。
人間は血糖値を上げるホルモンは複数あるのですが、血糖値を下げるホルモンはインスリンだけ...人類の飢餓との戦いの結果なのでしょうか。
今は飽食の時代となり、糖尿病が急激に増加しています。余談ですが、経済成長の著しい国は比例して糖尿病が著しく増えているようですね。
血糖値をコントロールする唯一のホルモン「インスリン」を発見したのが、カナダのフレデリック・バンティング医師です。糖尿病治療の画期的な発見に敬意を表し、バンディング医師の誕生日である11月14日を世界糖尿病デーと制定しました。
その後、バンディング医師はその功績によりノーベル医学生理学賞受賞となりました。
糖尿病は脳卒中、がん、認知症などの発症リスクを高めることが分かっております。
まずは健康診断でしっかりと身体のチェックしてみてはいかがですか。
あたり市!
11月5日(日)、つくし野スクエア&コミュニティセンター秋まつりに参加してきました。
※ちなみに前日11月4日(土)のタウンミーティングも参加しました。つくし野が少しでも盛り上がりますように!!
つくし野に人の往来が戻ってきたことを実感しました。
所用で朝からの参加はかないませんでしたが、たくさんの人で賑わっていました。
あたり市というネーミングも良いですよね!
~町田のはずれ、東京都のはずれ。だけど、つくし野は「あたり」のまち!~
元気な街でこれからも頑張るぞ~!!
ピンクリボン月間
毎年10月は「ピンクリボン月間」、乳がんの啓蒙活動が各地で展開されます。
日本人女性が罹患する悪性疾患の1位が乳がんです。この機会に、乳がんに関する正しい理解と乳がん検診をご検討してみてはいかがでしょうか?
乳がんは怖い病気ではありますが、早期発見・早期治療により、死亡率が下げられることがわかっています。乳がんで苦しむ人が少しでも減ることを切に願っています。
自治体によって異なりますが、40歳以上の女性を対象に乳がん検診は公費助成により2,000円程度で受診可能です。「検診の重要性はわかるけど、自分は大丈夫!」と過信せずに検診をご検討ください。
▼訪問エリア別の自治体の乳がん検診の実施状況です。(ご参考まで)
東京都町田市・神奈川県横浜市・神奈川県大和市・神奈川県相模原市
◇なんでピンクリボンなの?◇
ピンクリボン運動は、1980年代にアメリカで始まりました。乳がんで亡くなられた患者さんの家族が「このような悲劇が繰り返されないように!」と強い願いを込めて作ったピンク色のリボンから乳がんの啓蒙活動がスタートしました。
認知症講演のお知らせ
1994年9月21日、スコットランドのエジンバラで第10回国際アルツハイマー病協会国際会議が開催されました。会議の初日であるこの日を「世界アルツハイマーデー」と宣言し、国際アルツハイマー病協会は、世界保健機関(WHO)と共同で毎年9月21日を「世界アルツハイマーデー」と制定しました。
毎年9月21日の「世界アルツハイマーデー」を中心に各地でアルツハイマー病や認知症の啓蒙活動が実施されています。
つくし野駅前クリニックでは、ケアパートナー株式会社主催の世界アルツハイマーデーにちなんだエルダーガーデン南つくし野見学会(AM9:30~PM12:30)の場をお借りして「認知症を考える~医療と介護の関わり方(仮題)~」講演を開催します。
講師は、講演経験がご豊富でNHK等にもご出演の松下 幸生 先生をお招きして行います。
アルツハイマー病や認知症に関する認識を高め、患者様とご家族に希望がもたらされる事を切に願っております。
お盆だよ、全員焼香!!
お盆の時期が近づいてきましたね。今年は例年に増して帰省ラッシュが厳しそうです。
お盆は、7月13日~16日までとする新盆と8月13日~16日までとする旧盆がありますが、全国的には8月13日~16日までとする旧盆が主流のようです。
でも、そもそも「お盆」とは何でしょうか?
「お盆」とは、「盂蘭盆経(うらぼんぎょう)」という仏教経典の一説を由来としています。
「盂蘭盆経」には次のようなエピソードが説かれております。
あるとき、お釈迦様の弟子であった目連尊者(もくれんそんじゃ)は、亡くなった自分の母親が餓鬼道に落ちたことを知ります。大切な母親を何とか救いたいと目連尊者はお釈迦様に相談すると、「7月15日(旧暦)、夏の修行を終えた僧侶に施しをすれば、その功徳によってあなたの母親は救われるでしょう」と告げられました。目連尊者はお釈迦様の教えに従って僧侶たちへ供物をささげて供養したところ、その功徳によって母親は飢餓の苦しみから救われたと伝えられています。
この「盂蘭盆経」の内容に基づき「盂蘭盆会(うらぼんえ)」という仏教行事が行われるようになり、それが日本のご先祖様を崇拝する儀礼や習慣と結びつき、亡くなった方々を供養する現在のお盆の風習になったと言われております。
お盆の供養は、今の私たちがあるのは、ご先祖様、亡くなられた多くの方々のおかげであるという感謝と、その方々と私たちの交流は途切れることなく今も続いているという想いが込められております。
年に1回お盆には、ご先祖様や故人様をお迎えして感謝の気持ちを伝えましょうね。